悩みと心が楽になるブログ。

心理学、仏教、スピリチュアル、など古今東西の様々なモノから感じた事、悩みが楽になるヒントを発信していきます。

ドラマクイーン。

 

被害者という最高の快感があるのを知っているだろうか。

あ、その前に…

 

初めに言っておきますが、このブログは特定の人を批判して書いているとかではないです。

自分の過去の経験、心理学、仏教、など色々なモノを自分で勝手に解釈し、完全に主観でこのブログは書いています。

心の話しはデリケートなので一応書いておきます。

ご理解よろしくお願いします。

 

では続き。

自分は可哀想な人間だというスタンスで、他人とのコミュニケーションをとる人がいる。

その人たちは人前で無意識の演技で同情を誘い、人間関係を築きます。

こういう人をドラマクイーンと言ったりしますね。

被害者を演じる人という意味です。

男性でも居ますが、女性に多いと言われていて。

何故こんな事をするのかと言えば、被害者になるとメリットが沢山あるから。

これに尽きる。

被害者になれば楽にその場をやり過ごせる。
そして気持ちがいい場合もあるでしょう。

相手を黙らせる事で「してやったり!」「言い返せないだろ」「これで責められない、安心できる」など様々な気持ちが湧き上がるはず。

それに被害者でいれば「自分の主張が通せる」という事を知っています。

「私はこんなに傷ついた!だからお前が悪いんだ!」

だからお前が悪いんだ!と直接言わないですが、結果的にそういう空気になっている事が多い。

そしてドラマクイーンの中には言葉が強い人もいる。

「○○しなさい」「○○しない貴方が悪い!」「あれダメ、これダメ」など口調が強めだったり。

あげくの果てに人の事をバカにする人もいる。

自分が実際に出会った事があるのだが、数人いた。

その中に心を扱う人もいた。

人の悩みを聞いた後に。

「そんなの気にしてんの!?バカじゃない?」「はいはい、まだ悩んでるの?」

悩みを抱えた人からしたら、相手を傷つける言葉でしかない。

返答が、この言葉だったらショックではなかろうか。

普段から24時間、心を扱うものとして、注意を払い会話しながら生きろ!なんて絶対に言わないが、悩みを聴いた時その対応は酷すぎないか。

でも、そこで「それは酷いんじゃないか!」と指摘されれば。

「こわい…そういう言い方されると…昔の傷を思い出しちゃった…うう…」と言う。

そうやって、責められたら泣いて被害者に入ればいい。

悪い立場から、被害者になれば有利になる。

ここで「被害者ぶってる!」なんて言ったら、こっちが悪者になるだろう。

「そんなつもりじゃなかったのに…」「○○さんが悪いんじゃないの、私が悪いの…」と泣き始めるのだ。

「私って可哀想でしょ、こんな事言われて、○○さんの言葉に傷ついてるのに、相手を責めない私って健気に頑張ってるでしょ?だから私の味方になりなさい。」と言ってるわけだ。

被害者になる事で自分が有利になり、責められないから。

これは、本人からしたら相当なメリットです。

ただ、酷い言葉を浴びせて泣かしたりはダメですよ。

それと泣く人が全員がそうとは限らないと思います。

ただ、泣いた時に誰かが悪者になったり、罪悪感を抱くような空気を作るクセがある場合は注意しなければならない。

これらは無意識で行なわれるから。

強い口調で上から支配できないなら、下から支配してみようという事。

押してもダメなら、引いてみな!です。

そして極めつけは、相手が居なくなったら。

「私が悪いのだけど、○○さん…あの言葉はないよね…」
「こんな言葉を言われて、凄く傷ついてる」

「あの人はひどい」と陰口をたたいて、まわりの同情を誘い、心配されることに安心を得たり、心地よさを味わいます。

「自分が悪い」「相手は悪くない」
「大丈夫、気にしてない」と言いながら批判をする。

大丈夫なんじゃないんかーい!!!Σ\(゚Д゚;)

とツッコミを入れたくなる。

一生懸命「気にして」「味方になって」「優しくして」とアピールしている。

相手から自分に注目を集めて「相手を打ち負かした!」と優越感もあるでしょう。

こんな自分だけに注目を集められる、他人より自分が上だ、下だとか。

そんな価値観なので、そこに心地よさを感じている事だろう。

そして、言われた周りの人も分からず同情してしまう人が多いです。

大体は弱い自分を演じて「まわりに甘える」ことで味方を増やしていきます。

それに相手が異性だったら、甘えられれば突き放せない人が多い。

傷つけられたと聞けば、その人は可哀そうで、傷つける人から守らなきゃ!と優しい人は思うでしょうからね。

そうやってドラマクイーンの世界は作られていきます。

あと、被害者になる時は必ずギャラリーがいるんです。

自分をアピールする事が目的なので、必ずギャラリーが居るところでやります。

まわりに誰かいないと被害者をアピールできないから当然なのですが。

これを無意識にやっているので。

それもかなり厄介。

どのくらい厄介なのかというと、夜に花火を見ている時に、顔のまわりをブーーーンと飛び回る蚊と同じくらい厄介なのだ。

花火を見たいのに蚊が気になって、花火の感動が失われる、最悪の結末が待っているかもしれない!という不安で押し潰されかねない。

厄介すぎる…

いずれにせよ、本人が気づかない限りは治らないという事。

自分だったら極力関わらない、関わってもバッサリ割り切ってしまうと思う。

それと、関わる時には心構えが必要。

泣いたとしても、あなたが意図して傷つけたのでなければ1回心から謝ればいいと思う。

泣くというのは相手の課題なのです。

それは相手が乗り越えなければならない課題が出てきただけなのです。

冷たいと思う人もいるかもしれないが、どんな事で傷つけるか分からないのに、気にしていたら会話が出来ない。

相手を思いやり会話をしていても、そういう時はありますからね。

それに仲の良い友人なら、謝れば許してくれるし、陰口を言ったりしないでしょう。

許してくれない、陰口を言われるのなら離れなさいということ。

課題を分けなければ何が誰の課題か分からないまま、お互い踏み込みすぎたり、人間関係がグチャグチャになります。

もし、謝るだけじゃ申し訳ないと思うなら、相手の課題を乗り越える事を手伝ったりした方がいい。

ただ、ドラマクイーンはそんな自分を認めないでしょうけど。

被害者になれなくなりますからね。

とにかく、割り切って考えて、距離を保ちながら付き合う事。

できれば離れてもいいなら、離れた方がいいとは思いますけどね。

ドラマクイーンは、この関わり方を辞めない限り人は離れ、心は嫉妬や妬み、執着の業火に焼かれ、ずっと苦しく。

幸せにはなれないでしょう。

今日はここまで。

 

何回も言いますが、間違っても誰か特定の人の事ではないですからね。

では、最後まで貴重なお時間を使って読んで頂いて、ありがとうございました。

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